おへそ
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授業対象=小学校:高学年
実施=2020年実施予定


2020.5.21


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全体像


教材


@ 「おへそ」は、赤ちゃんのときの「へその緒」の取れた跡です。へその緒は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときには、お腹の中の胎盤(赤ちゃんがお母さんのお腹で過ごす場所)につながっています。へその緒の「動脈」を通して、赤ちゃんに必要な栄養や酸素がお母さんから送られます。逆に要らなくなったモノは、へその緒の「静脈」を通して捨てられてます。「へその緒」は、赤ちゃんの命綱なのです。

A 赤ちゃんは、生まれたあとは乳を飲むので、ヒモのような「へその緒」は必要がなくなり、自然に切り離されます。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんの「おへそ」は、とび出しています。成長するにつれて、へその緒の中を通っていた動脈や静脈など「血管」の先が縮んでいきます。その上を薄い皮ふが覆ってしまいます。一方、おへその奥は、お腹の中では「腹膜」という内臓を包んでいる膜につながっています。

B 赤ちゃんが成長するにつれて、役目の済んだおへそは、お腹の内側から腹膜に引っ張られてるので、だんだん引っこんでいきます。太った人のおへそが深くへこんでいるのは、おへその周りの皮膚の下に脂肪がたまって、いっそう引っこんでしまうからです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


続いてメディアリテラシー養成の時間
具体的な内容は対象学校により
変えます。
応用編の部屋を参照ください。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題について意見をまとめてプレゼンする

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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